近年、副業として自分で仕入れた商品をメルカリなどのサイトで販売して利益を出すという方法が流行しています。自分のスキマ時間を使って行うことができますし、仕入れがうまくいけば大きな利益を獲得することもできるので、魅力的ですよね。
ただ、中古品を売買する場合には古物商の許可を取得する必要があります。
古物商の許可申請の難易度は高いの?
今回はより簡単に古物商の許可を取得する方法について見ていきましょう。
古物商の許可申請は難しい?
古物商の許可申請について調べると、
手続きが面倒で難しい!
という意見もあれば、
簡単だから誰でも取得できるにゃ~!
という方もいます。
そのため、どちらなのか分からないという方は多いでしょう。
結論からいうと、古物商の許可申請は難しい手続きではありません。
しかし、古物商の営業許可を取得するためには、必要な書類をすべて集めて記入する必要があります。
その上、書類の数も多く、普段はあまり利用しない書類を提出しなければいけない場合もあるので、その手続きを面倒に感じるという方も多くいるようです。
古物商の営業許可取得自体は難しくない
これからメルカリなどで副業として中古品転売を行いたいと思っている方の中には、
古物商許可証って自分でも手にすることができるの?
と不安に感じている方もいるでしょう。
しかし、古物商許可は日本にあるたくさんの営業許可制度の中でも最も取得が簡単な営業許可だと言われています。
そのため、正しく手続きをすることができれば、大半の方が古物商の営業許可を取得することができるでしょう。
ただ、古物商の営業許可は誰でも無条件に取得できるものではなく、一定の条件に当てはまってしまう方は営業許可がおりないこともあります。
条件自体は厳しいものではないので、当てはまるという方は少ないでしょう。
より簡単に古物商を取得する方法
初めて古物商の許可申請を行う方の中には、
みんな簡単というけれどもできるかどうか分からない…
と不安に感じている方もいるでしょう。
そこでここからは、より簡単に古物商を取得する方法についてご紹介していきます。
警察署窓口で事前に相談する
古物商の手続きを行うのは、主たる営業所がある地域を管轄している警察署です。
そのため、営業許可をとれるかどうか不安に感じているという方は事前に該当の警察署に足を運び、事前に相談しておくことをおすすめします。
警察署の担当者に聞けば、必要な書類や注意すべき点などを事前に把握することができるので、申請料を払ったのに許可がおりなかったという事態を防ぐことができます。
ただ、警察署によっては古物商の許可申請の担当者が不在になっていることが多いというところもあるようなので、事前に電話で確認したりアポイントをとってから行くようにすることで、効率的に動くことができるでしょう。
場所によって書類が異なるので注意
古物商の許可申請に必要な書類の大半は、どこの警察署で手続きを行っても同じですが、場所によっては微妙に違うケースもあるようです。(これをローカルルールといいます)
そのため、インターネットで確認した情報と異なる書類が必要になる場合もあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
代行業者(行政書士)に頼む
古物商の許可申請は、平日の日中しか対応していないという警察署が大半です。
その上、書類のチェックや修正に一定の時間がかかるというケースもあるので、現在フルタイムで仕事をしているという方の場合は自分で申請のために警察署に行くのが難しいという方もいるでしょう。
そのような方におすすめなのが代行業者です。
古物商の申請許可は、本人以外に行政書士が代行することができるようになっています。
そのため、平日に申請手続きをするのが難しいという方や自分で手続きをするのが不安という方は代行業者に頼むといいでしょう。
代行業者=行政書士です。行政書士としての登録がない一般企業等は申請代行業務をすることができません。これを行政書士の独占業務といいます。
別途料金がかかるので注意
代行業者である行政書士に頼む場合、古物商の申請許可に必要となる金額以外に代行業務に対する報酬を支払わなければいけません。
そのため、自分で手続きをするよりも費用の負担がかかってしまうということは頭に入れておきましょう。
ただ、行政書士が手続きを行うことによってミスのない状態で申請をすることができ、確実に古物商を獲得することができます。
古物商は許可申請をするだけで費用がかかりますし、審査の時間も長いので、万が一失敗することを考えれば代行の方がお得な場合もあります。
まとめ
いかがでしたか?古物商の営業許可申請にはさまざまな書類が必要となるため、手続きを面倒に感じる人もいるでしょう。
しかし、古物商の許可取得に関してはそこまで難しいものではありません。そのため、きちんと手続きをすれば容易に取得することができ、誰でも中古品の転売で利益を出すことができます。古物商の許可申請の代行業者も多くありますので、手続きが面倒と思う方や時間を確保するのが難しいという方は依頼してみることをおすすめします。