琉球切手は、沖縄県が返還される前に流通していた切手です。現在、琉球切手を郵便局で使用することはできません。表記も、「日本郵便」ではなく、「琉球郵便」です。また、初期のころは単位が「円」であったのに対し、1958年10月に発行された「守礼門復元記念」の琉球切手から単位が「セント」に代わりました。最後の琉球切手は1972年4月発行の「ユシビン」であり、「final issue」の表記が記載されていたのも特徴です。1972年5月14日に沖縄県の本土復帰に伴い、1972年6月3日限りで使用停止・以降効力を失いました。
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