以前の記事において、全国百貨店共通商品券は発行元によっては利用不可であることをお伝えしました。本日は、それ以外の金券・商品券において買取不可・使用不可のものをお伝えします。
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使用期限の切れたビール券・株主優待券
上記のものはいわゆるビール券です。ひとつ前のデザインです。有効期限があり、それを過ぎてしまうと当然利用不可となります。現行タイプだと有効期限が2026年や2027年のものになります。また、古いビール券になると下記のよう有効期限の記載のないものも存在します。
ビール券以外には、航空系や鉄道系の株主優待券にも期限があります。特にANAやJALの株主優待券は、株主総会前の時期になると株主に株主優待券が発送されるため、持ち込むタイミングが重なることが多々あります。
電子マネー導入前の鉄道系カード
上記のものは「パスネット」です。これは、PASMOやSUICAなどの電子マネーの登場によって廃止されました。
利用不可な鉄道系カードの一例(関東)
- イオカード(JR)
- ロマンスカード(小田急)
- レオカード(西武)
- メトロカード(東京メトロ)
- Tカード(都営地下鉄)
- バス共通カード
その他発行元の都合等で利用不可な金券の一例
- ハイウェイカード
- ふみカード(郵便局)
- ぶんぐ券
- 音楽ギフトカード
- 全国共通シューズ券
上記のものは大半が発行元による何らかの事情で発行不可→利用不可となった金券です。但し例外もあります。例えば、昔の雪印のアイスクリーム「リーベンデール」のギフト券に関してですが、現在は雪印メグミルクに問い合わせればクオカードと切手に換金することができます。私も何度か見たことがあります。ただ、全ての商品がこのような対応をしてくれるとも限りませんので、昔の金券や商品券・ギフトカードを発見した場合はやはり発行元に確認するのが一番いいと言えます。