お酒を買い取る際に、何か注意点はありますか?
酒販免許の取得が大前提
お酒自体は古物ではないので古物商許可証がなくても実は買取はできます。しかし、それを販売する場合においては必ず「酒販免許」が必要となります。ですので、お酒を買い取る場合は酒販免許の取得が大前提となります。
ネット販売の場合は販売できる酒類の種類に制限有り
酒販免許は「一般酒類小売業免許」と「通信販売酒類小売業免許」に分けられます。そのうち、一般酒類小売業免許であれば取り扱う酒類に制限はありませんが、ネット販売などの通信販売酒類小売業免許の場合は「西洋酒」と「品目ごとの年間課税移出数量がすべて3000kl未満である製造者が製造・販売する国産酒」に限られ、全ての種類の酒類を販売できるわけではありません。
付属品があれば一緒に出品
箱や布袋、キャップなど付属品があれば一緒に買い取り、一緒に出品します。
空き瓶だけでも出品出来るものもある
バカラのボトルなど、空き瓶だけでも価値のあるものもあります。
出張買取に対応
「ゴルフの景品でもらったけど結局一度も飲まないまま大量に溜まっていた」といって出張買取の依頼を受けることが多々あります。数本レベルではなく大量に所有しているものを引き取る場合、車が必ず必要になりますのでその準備をする必要があるでしょう。
お酒の鑑定のまとめ
- 買い取る大前提として「酒販免許」の取得は必須です。
- ネット販売の場合、全てのお酒を販売できるわけではありません。
- 大量引き取りに耐えられる準備をしましょう。